博多の旅の最中に「もう、仕事モード!! をやめよう」という思いが湧いてきた。
もう十分だ、もういい、私の居場所だったけどムリヤリな、このモードは。
脳内の超絶仕事モード!! が、私の居場所だった。
実際に、脳内にそのエリアがあるみたいに、私はそこに逃げ込んで熱中してきた。
そこに逃げ込みさえすれば安心で、ポジティブで強い気分でずっと居られたから。
でも、もうそうやって逃げるのはやめようと思えた。
「逃げてる」なんて、初めて認めた。
大好きだった生き方。
でも実はムリヤリだったのだ。
まず自分の脳内に、強めの自己顕示欲を起こして → 叶えるためにGo!
狂人のようにやって、動き回って、動き回って、考えまくって、自分をあおって。
結果は出たと言える。
十分には出てないとも言えるけど、私にとっては「出た」という認識だ。
でもこれって形だけで、消耗のほうが遥かに大きい。
冷静さを欠いた状態にしないと、できない仕事なんて。
そう、冷静さを欠いた状態にしないとできない・向き合えない仕事に
自分で、してしまっていた。
超絶仕事モードをやめたら、目標を失ったかのように緩んで、緩んで、緩んで。
昏々と昼寝をしたりして。
意識はいつもボンヤリしていたし、モチベーションも上がらずに
とにかく怠くて、何もしたくなくなって、まずいとは思ったけど
「絶対に仕事モードに戻らない」とは決めてた。
ただ穏やかに、という境地になっていくのだろうか。
これからだ。
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もう1つやめたのが、闘うこと。
自分の中にある、自分を押しとどめてる、要らぬエネルギーや幼児性と。
激しく、激しく、激しく闘ってきた。
ハードな登山参拝、断捨離、掃除、仕事、常に内観すること、食を整えること
朝は5時から飛び起きて活動すること、運動すること、学ぶこと
あらゆる方面からやってきた。
何をするにも意識をピーン!と張って、肩肘張って。
ダメだダメだ、まだダメだ、負けてしまう、強いなあ、なんて考えながら
「とにかく馬車馬のように動くんだ」と思ってた。
でも、自分の内部にあるものを必死で叩いたところで、だ。
自分の一部を敵にして、闘ったところで、だった。
穏やかにやったって、作業量、行動量は何も変わらないのよ!という事実。
穏やかに、コツコツやったほうが良いだろうよ。
やっと、この心境に至ったのです。
このタイミングで、刀根健さんの『僕は、死なない』という講演を聴いて。
ああやっぱり、と胸をなでおろしています。
こんな感じで、気付きやメッセージ、それにともなう変化が止まらない日々。
どんどん、変わっていこうと思う。